仮想通貨の技術

【図解】アトミックスワップとは?

こんにちは、たんめんです。

貧乏大学生から見た仮想通貨ブログにお越しくださり、ありがとうございます。

今回はアトミックスワップについて、分かり易く図解していきます。

アトミックスワップとは?

アトミックスワップ。最近よく聞く言葉ですよね。

アトミックスワップとは、簡単に言うと、

『個人間で異なる通貨の取引できるよー』ってことです。

個人間で取引できる=取引所もいらないよ。ってことなので、驚きですね。

さて、『個人間で取引できるよ』と言っても

『そんなん持ち逃げとかされるんじゃねーの』

って思いますよね。当然です。

なので、アトミックスワップは『持ち逃げとか不正を阻止する技術』なのです。

持ち逃げとか不正を阻止することが出来るから、個人間でのやり取りが可能。ということですね。

つぎに、持ち逃げ等の不正を阻止する仕組みについて図解していきます。

アトミックスワップの仕組み

今回は、AさんとBさんとの取引で、

Aさん→Bさんへ1BTC

Bさん→Aさんへ50LTC

という取引を例に考えます。

まず、

Aさんがマルチシグアドレス①に1BTCを送金。

Bさんがマルチシグアドレス②に50LTCを送金。

このマルチシグアドレスはHTLCというものでロックされています。

HTLCをざっくり説明すると『条件満たしたらロック解除するよ』というものです。

そして、双方がマルチシグアドレスにコインを送金して、HTLCのロックが解除されたら、

無事マルチシグ①からBさんへ、マルチシグ②からAさんへ、とコインが送金されて、取引完了です。

文字にすると少々ややこしいですが、下のGIFを見ていただければ直感的に理解できると思います。

上のGIFからも分かる通り、これなら持ち逃げや不正等の心配はありませんね!!

マルチシグに関しては下の記事で詳しく説明しています。

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アトミックスワップのメリット

・仲介者が不要

・匿名性を保つことが可能

・ハッキングのリスクが少ない

 

アトミックスワップのメリットは何と言っても『第三者(仲介者)が不要』というところです。

現在は取引所が仲介者となって下図のように取引が成立しています。

取引所が仲介役として間に入っているので取引が成立しています。

ということは、『取引所への信頼が必要』ですよね。

だからこそ、『この取引所のセキュリティが高いぞ。ここのセキュリティはダメだぞ。』という話が出てくるわけです。

セキュリティが弱いと信用できませんもんね。

また取引所もボランティアというわけではないですから、当然運営側に回るお金も必要です。

そうなると手数料等がかかってくるわけです。

ここまでが今の現状。

そして、アトミックスワップが使われるようになった場合は下図のようになります。

見ての通り、個人間での取引が可能になるので、取引所(第三者)への信頼が不要になります。

これは画期的ですよね。

また取引所を介す必要がないということで、匿名性も保たれます。

取引所へ登録するとき、個人情報を提出しますよね。なので取引所を使った取引は、そこから身元が分かります。

また、ブロックチェーン上で取引が行われるので、秘密鍵を知られることがない限り、ハッキングされるリスクは少ないです。

アトミックスワップのデメリット

・取引に時間がかかる

・トランザクション手数料がかかる

・取引できる通貨に限りがある

 

まず一点目。ブロックチェーン上で取引が行われるため、取引に時間がかかります。

二点目。取引所に払う手数料が無くなる代わりに、トランザクション手数料というものがかかってしまいます。

(トランザクション手数料は、マイナーに支払う報酬のことです)

そして三点目。これが課題なのですが、今現段階では取引できる通貨に限りがあります。

何故か。

今異なる通貨同士でアトミックスワップを使うためには、

双方の通貨のプログラムの言語とか計算方法が同じじゃないとダメ

という制限があるからです。

今現在アトミックスワップに対応している通貨

・ビットコイン

・ビットコインキャッシュ

・ライトコイン

・バードコイン

・ビアコイン

・ディレッド

・モナコイン

・イーサリアム

ライトコインはビットコインの仕組みを取り入れて修正したものなので、ベースはビットコインです。

そして最近アトミックスワップに成功したモナコインはライトコインをベースにしています。

このように、ビットコインと深い関係性があるものは上記の制限を満たすことができるので、アトミックスワップを用いるハードルが低いのです。

このことから、ビットコインとそこから派生した通貨と、そうでない通貨で経済圏が分かれてしまうのでは、という懸念もありました。

しかしながら、イーサリアムはビットコインと全く異なるものでありながら、スマートコントラクトを用いてアトミックスワップを成功させました。

これは非常に画期的で、このイーサリアムのアトミックスワップの成功を皮切りに、様々な通貨間でアトミックスワップが使えるよう、現在も開発が進められています。

 

3行まとめ

“アトミックスワップ 3つのポイント!”

・個人間取引での持ち逃げとかを阻止する技術がアトミックスワップ

・アトミックスワップを使って違う通貨同士を取引することもできる

・アトミックスワップが適用できるように様々な開発が進行中

最後に

いかがでしたでしょうか。

アトミックスワップに対する理解を深める一助となれたなら幸いです。

仮想通貨に使われている技術を知っていくことで、通貨単体や、仮想通貨に対する理解が深まっていくと信じています。

これからも分かり易く図解していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

今日は学生フォーミュラ活動でお世話になっている企業様へ訪問に行ったのですが、担当者様不在により泣く泣く帰ってまいりました(もちろんアポはとってありましたよ)。

明日また訪問することに………。

あれやこれやとバタバタしており更新が滞っております(内心かなり焦っている)。

明日からは毎日更新するぞ!!!よろしくお願いします。

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たんめん
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そこらへんの地方国立大に生息している貧乏大学生です。限りある資金を増やすために投資を始めました。直感的に理解しやすいよう、図解を中心に、解説していきます。